こんにちは。
豊田市パーソナルトレーニングジム
ナチュラル・ラボ豊田浄水店の勝田です。

本日は、幸せホルモンについてお話しさせて頂きたいと思います。
皆さん、幸せホルモンとは何のことなのかご存知ですか？
何となく聞いたことがあるという方もみえると思います。

幸せホルモンとは、心を元気にしてくれるホルモンのことです。
幸せホルモンにはいくつか種類があるのですが、特に心に安らぎを与えてくれるオキシドシン、イライラを解消してくれるセロトニン、やる気を出させてくれるドーパミンの３種類が有名で、本日はその中の一つのセロトニンについてです。

現在、新型コロナウイルスが流行しておりステイホーム疲れなど、皆さん様々なストレスを抱えてみえるかと思います。しかし、セロトニンをしっかり分泌できていれば、活力が湧き、ポジティブな発想ができるようになると思います。
逆に不足すれば、ストレスを感じたり、集中力が落ちたり、感情のコントロールができなくなって、うつ状態になることがあります。

そこでこの記事を読んで、日頃のストレスが解消できるきっかけになれれば幸いです。
それでは見ていきましょう！

セロトニンについて

セロトニンとは脳内の神経伝達物質のひとつで、ドパミン・ノルアドレナリンを制御し精神を安定させる働きをします。
セロトニンは、トリプトファン（必須アミノ酸の一種）とナイアシン（ビタミンB群）によってつくり出されます。
ちなみに必須アミノ酸とは、体内で生成できず、外から摂取しなくてはならないアミノ酸のことです。

つまり、これらが不足してしまうと、セロトニンはしっかりとつくりだすことができません。なので、これらを多く含む食品を積極的に取るようにしましょう！
トリプトファンは主にタンパク質食品に含まれていて、肉類や魚介類、卵、大豆などに多く含まれています。
ナイアシンは、魚介類、肉類、きのこ類、穀類などに多く含まれます。
中でも、カツオはトリプトファン含有量がとても多く、ナイアシンも含んでいるためおすすめです！

セロトニンを増やすために

セロトニンは腸でつくられます。そのため、腸内環境が悪いと食べ物の栄養をうまく吸収することができず、セロトニンもつくりだせません。それだけでなく、ほとんどの栄養を吸収してくれる小腸の調子が悪いと、摂取した栄養をエネルギーに変えることが出来ず太りやすい体になってしまいます。

さらに、セロトニンを増加させるために15分程度の軽いウォーキングをするのもおすすめです。ウォーキングでなくても、日光を適度に浴び、体を動かすことでセロトニンが増えます。

また、腹式呼吸という呼吸法によってもセロトニン分泌の為のアプローチができます。
腹式呼吸とはお腹がパンパンになるまでゆっくりと、鼻から息を吸っていき、反対にお腹がぺたんこになるまでゆっくりと息を吐き切ります。
特に息を吐き切ることが大事で、ため息など息を吐いている時は副交感神経が出やすくなり、気分が落ち着いてきます。
気軽にできるので、隙間時間にも有効です！

睡眠ホルモンメラトニンとは

朝起きてセロトニンが分泌されると、だいたい14時間後くらいにメラトニンが分泌されます。
セロトニンはメラトニンの原料であるため、セロトニンがしっかりと分泌されないとメラトニンは分泌されません。

朝目覚めが悪い、夜なかなか寝付けない、寝ている間に何度も目が覚めて起きてしまうという方はメラトニンが不足しているかもしれません。
メラトニンは生体リズム調節に重要な役割を果たしていて、季節のリズム、睡眠、覚醒リズムやホルモン分泌リズムなどの概日リズム（サーカディアンリズム）の調整作用があります。

概日リズムとは、おおよそ24時間周期の体内時計のことです。
なので、寝る前のテレビやスマートフォンは、メラトニン分泌を低下させ、それにより、不眠などの症状が出てきてしまうのです。
また、生活リズムが崩れてくると免疫機能など様々な部分が衰え、それにより病気を発症しやすくなってしまいます。

セロトニンやメラトニンの重要性をお分かり頂けたでしょうか？
トリプトファンやナイアシンを含む食品を摂って、日光浴をし、適度な運動をするようにしましょう！

本日は最後までお付き合い頂き、ありがとうございました！
以上

豊田市パーソナルトレーニングジム
ナチュラル・ラボ
トレーナー勝田