豊田市パーソナルトレーニングジム
ナチュラル・ラボ豊田浄水店

トレーナー勝田です。
みなさんこんにちは。
みなさんは、ダイエットをする時にどんな食材を選ぶでしょうか？
鶏胸肉、オートミール、玄米、野菜などが候補に挙がってくると思います。
そんな中で、本日お話しさせて頂きたい食材が【ナッツ】についてになります。
栄養が豊富に含まれていたり、良質な脂質が摂取出来ると言われており、ダイエット中にナッツを食べる方も多いかと思います。
そんなナッツについて今一度詳しくみてみましょう！
それではどうぞ！

ナッツとは

ナッツとは、種実類に分類されるものになります。
ナッツといっても種類がいろいろあります。


・アーモンド
・ピスタチオ
・カシューナッツ
・ヘーゼルナッツ
・マカダミアナッツ
・ピーカンナッツ
・くるみ
etc.

ピーナッツは？と思った方もみえるかと思います。
しかし、ピーナッツは残念ながら種実類ではありません。
何類なのかというと、豆類に分類されるのです。
ナッツとピーナッツの分類の違いは育ち方にあります。
ナッツは木の実としてぶら下がっていますが、ピーナッツは地面の下に埋まっているのです。

ナッツの栄養

まず、ナッツの成分についてです。

アーモンドナッツ一食12gあたり

エネルギー　73kcal
タンパク質　2.3g
脂質　　　　6.43g
炭水化物　　2.68g

ナッツにはビタミンやミネラルなどの微量栄養素も豊富に含まれています。
中でもアーモンドにはビタミンEが豊富に含まれています。
ビタミンEは、非常に強い抗酸化作用をもつだけでなく、血管を健康に保ち動脈硬化の予防をしたり、悪玉コレステロールを減らしたりしてくれる作用があります。
また、食物繊維も多く含まれています。
とくに、不溶性食物繊維が多く含まれているので、大腸の蠕動運動を促し、便秘解消に役立ちます。

三大栄養素を見ると、タンパク質と炭水化物は少なく、脂質の量が多くなっていますね。
脂質は1gあたり9kcalあるため、エネルギーが高くなっています。

ナッツに含まれている脂質は良質だから大丈夫と考えている方も少なくないのではないでしょうか？

もちろん、ナッツには良質な脂質も含まれています。
良質な脂質というと、飽和脂肪酸の中でもMCTやココナッツオイルなどの中鎖脂肪酸や、多価不飽和脂肪酸のフィッシュオイルなどのオメガ3系脂肪酸を思い浮かべるのではないでしょうか？

しかし、ナッツの脂質にはこれらはわずかに含まれている程度で、ほとんどがオメガ9系脂肪酸やオメガ6系脂肪酸の不飽和脂肪酸で構成されています。
この不飽和脂肪酸がダメということではないですが、(とりすぎはダメ)脂質の量を考えるとダイエットに向いているとは言えないかもしれません。

ケトジェニックダイエットなら良いのでは？と思う方がてでくるとおもいます。
少量食べるならいいかもしれませんが、量が多くなると炭水化物量も気になってくると思いますので、炭水化物を限りなく減らしてダイエットしている方は注意しましょう。
ダイエット中、どうしてもナッツの代わりに何か間食をしたい方は、干し芋やあたりめを選択してみても良いかもしれません。


本日のテーマは如何でしたでしょうか？
ナッツはダイエットにはあまり向いていないかもしれませんが、健康的なメリットを沢山もっていることは間違いありません。
ダイエットしていない方は少量摂取するのは良いかもしれません。
このように、今の自分には何が必要で何が不必要なのかを確認することはとても大切です。
そうすることで、足りないと思っていた栄養素が少しとりすぎていたり、反対に全く足りていないものに気づくことが出来ます。
また、健康に良い、ダイエットに良いと言われている食品や食材はたくさんあると思います。
そして、果たしてそれが自分の体に合っているでしょうか？
何となく食事を済ませてしまうのではなく、自分の状況に合わせて食事ができると良いですね。

本日は、最後までお付き合い頂き、ありがとうございました！

以上

豊田市パーソナルトレーニングジム
ナチュラル・ラボ豊田浄水店
トレーナー勝田