豊田市パーソナルトレーニングジム
ナチュラル・ラボ豊田浄水店

トレーナー勝田です。
みなさんこんにちは。
みなさんは、パンがお好きでしょうか？
菓子パンのような甘いものからサンドイッチなど色々な種類があり、どれも魅力的に見えてしまいますよね。
スーパーなどでパン屋さんが併設されているとついついパンの香りにつられて買ってしまうなんてこともあるのではないでしょうか？
ダイエット中に、高カロリーな菓子パンが向いていない事は誰でも分かると思います。
では、食パンならどうでしょうか？
食パンは、ご飯の代わりに食卓に並ぶことも多いと思います。
しかし、ダイエット中であってもなくてもパンを摂取することは健康的ではありません。
では、なぜ健康的ではないのでしょうか？
早速見ていきましょう！

パンに含まれるグルテン

パンにはグルテンというタンパク質が含まれています。
このグルテンは、グルテニンとグリアジンと水で構成されています。
このグリアジンは、空腹中枢を刺激してしまうため、太りやすくなります。
パンを食べた後に、また何か食べたくなってしまうのはこのためです。
さらに、グリアジンは小腸の絨毛と微絨毛にべったりとくっついてしまいます。
小腸の絨毛と微絨毛は栄養の吸収を助けたり、アレルギーなどの侵入を防いでくれる役割があるのですが、それが機能しなくなってしまいます。
すると、リーキガット症候群(腸漏れ)と呼ばれる通常は通さないような大きな分子のものまで通すようになってしまいます。
この他にグルテンに関連する疾患はセリアック病やクローン病などがあります。
これらの疾患は自発型のアレルギー疾患のため、一度や二度のグルテン摂取で起こるようなものではありません。
また小麦ではなく、大麦に含まれるホルデインとグルデリンというグルテンに似たタンパク質があるのですが、こちらは上記の疾患には基本的には影響しません。

トランス脂肪酸

パンにはトランス脂肪酸が含まれています。
トランス脂肪酸とは脂質のことです。
このトランス脂肪酸は、悪玉コレステロールを増やし、善玉コレステロールを減らす作用があります。
また、心疾患のリスクを高めるとも言われています。
多くの国ではトランス脂肪酸の使用に制限があったり、禁止されています。
しかし、日本では規制がなく、表示義務もありません。
なので、自分たちで良いものを選択していく必要があります。
脂質の摂取は出来るだけ良質なものを摂取できるようにしましょう。
脂質をとにかく控えれば良いのかというとそれは違います。
たとえダイエット中でもオリーブオイルや魚油、アボカドなどから脂質を摂取するようにしましょう。

GI値が高い

パンはGI値がとても高いです。
パンには食パンや菓子パンや惣菜パンなど色々な種類がありますが、GI値はだいたい90〜95あたりです。
GI値が高いと言われる白米ですら85ほどなので、パンがいかにGI値が高いかということがお分かり頂けると思います。
では、GI値が高いとどのような問題が起こってくるのでしょうか？
GI値が高い食品を食べるとインスリンというホルモンが過剰に分泌され、太りやすくなるだけでなく、眠気や怠さにおそわれてしまいます。
なので、ダイエット中はもちろんですが、そうでなくても昼食後の眠気を解消したい方は低GI食品のそば、オートミール、玄米などに変えてみてもいいかもしれません。

食品添加物が多い

パンには食品添加物がたくさん使用されています。
食品添加物には保存料、甘味料、着色料、香料などがあります。
これらを使用することで、長く日持ちしたり、味を整えたり、統一できたりします。
上記が食品添加物を使用するメリットですが、一方デメリットは発がん性が疑われているところです。
こちらも過剰摂取しない限り、すぐに影響がでてくることはありません。
食品添加物はいろいろなところで使用されているため、とりすぎないように注意しましょう！


本日のテーマは如何でしたでしょうか？
パンはグルテンやトランス脂肪酸、GI値、食品添加物など注意しなければいけない要素が多くあります。
たまに食べる程度なら問題ありませんが、日常的に食べないように心がけましょう。

本日は、最後までお付き合い頂き、ありがとうございました！

以上

豊田市パーソナルトレーニングジム
ナチュラル・ラボ豊田浄水店

トレーナー勝田