豊田市パーソナルトレーニングジム
ナチュラル・ラボ豊田浄水店

トレーナー勝田です。
みなさんこんにちは。
最近はとても気温が高くなってきましたね。
そこで、熱中症の対策としても欠かせないのが水分補給です。
気温が高いと、どうしても冷たい飲み物をガブガブと飲みたくなってしまいますが、胃腸の負担になってしまうため、常温くらいの水をこまめに摂取するようにしましょう。
水分補給の際は、ミネラルの多い硬水ではなく、軟水を摂取することで効率的に水分補給をすることができます。
さて、ここからが本題になるのですが、水分補給の際に何を摂取するかということです。
甘〜い清涼飲料水や果汁100%ジュースなどをたくさん飲み続けていたら、太っていってしまうのは目に見えていると思います。
では、その反対にダイエットに効果のある飲み物はあるのでしょうか？

結論、あります。それは緑茶です。
しかし、緑茶は何故ダイエットにも効果的なのでしょうか？
本編を見ていきましょう！

カテキンについて

前提として、緑茶も基本的に水同様0キロカロリーです。
その点でもダイエットに優れているのですが、緑茶がダイエットに良いと言われる理由は、それだけではありません。
もうひとつは、緑茶に含まれているカテキンというポリフェノールによるものです。

また、カテキンには種類が4種類あります。
それは、
・エピカテキン
・エピガロカテキン
・エピカテキンガレート
・エピガロカテキンガレート
です。
その中でもエピガロカテキンガレートが最も脂肪燃焼に効果的と言われています。

そして、カテキンには、悪玉コレステロールを低下させるなどの効果があるといわれています。

実際に、カテキンを1日400〜600mgの摂取を3ヶ月継続したところ、体脂肪が950g減少したというメタ分析によるデータも出ています。
この実験では、運動や食生活を変えない。プラセボ群を用意する。無造作にグループわけをする。などの条件を設けられているため、おおかた正確なデータと言えます。

何故、緑茶は体脂肪を蓄積させないのかというと、ひとつは、褐色脂肪細胞を活性化させることです。褐色脂肪細胞とは、体を温める熱エネルギーをつくりだす脂肪細胞のことです。
これが活性化すると、食事誘発性耐熱酸性を増加させます。
人間がカロリーを消費する手段として、食事誘発性耐熱酸性の他に基礎代謝や活動代謝などが挙げられます。

緑茶が体脂肪を蓄積させないもうひとつの理由として、脂肪をスムーズにATPに変換できることがあります。

ATPとは、簡単に言うと筋肉のエネルギー源です。このATPが無くなってしまうと、運動を続けることが出来なくなってしまいます。

緑茶に含まれるカテキン以外の栄養

○カフェイン
お茶のカフェイン量

玉露　　　　　160mg
抹茶 48mg
煎茶 20mg
ほうじ茶 20mg
玄米茶・番茶　10mg

カフェインの1日の摂取目安量は400mgのため、玉露の飲み過ぎには気を付けましょう！

○サポニン
サポニンとは、緑茶の苦み成分のことです。
サポニンには以下の効果が得られます。

・免疫力を高める
・悪玉コレステロールの低下
・血流改善
・抗菌、抗ウイルス作用

○テアニン
脳神経をリラックスさせて、集中力を高める効果があります。
テアニンはカフェインよりも遅れて作用するため、緑茶に含まれるカフェインによる睡眠への影響は少ないと考えられます。

○ミネラル
緑茶には、カリウム、カルシウム、リン、マグネシウムが含まれています。
カリウムは塩分濃度の調整をして、むくみを防いでくれます。
カルシウムは筋収縮に、マグネシウムは筋肉の弛緩にはたらきます。
さらに、カルシウムとリンとマグネシウムは骨の構成成分となっています。

○フッ素
体に悪いと言われているフッ素ですが、緑茶に含まれるフッ素は微量栄養素なため、そこまで気にする必要はありません。


本日のテーマは如何でしたでしょうか？
緑茶はダイエットに効果的ですが、緑茶＝痩せるというわけではありません。
また、元々痩せている人には緑茶の効果が十分に得られないかもしれません。
ダイエットで大切なのは、全体的な食事管理になってきます。
ダイエットに効果的と言われているものに頼るのではなく、トータルの摂取カロリーや栄養摂取を意識しましょう！

本日は、最後までお付き合い頂き、ありがとうございました！
以上

豊田市パーソナルトレーニングジム
ナチュラル・ラボ豊田浄水店

トレーナー勝田