豊田市パーソナルトレーニングジム
ナチュラル・ラボ豊田浄水店

トレーナー勝田です。

みなさんこんにちは。

みなさんは食べ物の栄養素を知り、それらの効果効能や役割を考えて食事しているでしょうか？

ずっと似たような食事をしていて、体調が万全になかなかならない場合はその食品が体に合っていないかもしれません。

本日は、みなさんが当たり前のように食べている白米、そしてダイエットでよく使われる玄米についてお話しさせて頂きたいと思います。

日本人多くの人は、玄米より白米を食べていると思います。

白米って何にでも合うし、美味しいですよね〜

でも、白米を食べるメリットデメリットを考えた事はありますか？

早速、白米と玄米の違いについて見ていきましょう！

白米について

白米の主成分は、でんぷんです。
ちなみに、でんぷんとは二酸化炭素、水、太陽光によってつくりだされるものです。

その他にもタンパク質、ビタミン類、食物繊維、ミネラルなどをふくみます。

白米の成分(茶碗一杯160gあたり)

エネルギー269kcal
タンパク質4g
脂質0.48g
炭水化物59.36g

炭水化物が多いですね。そのため白米はエネルギー源となります。

白米の炭水化物は消化吸収がはやいため、トレーニング後のグリコーゲンの貯蔵やはやく体力を回復したいスポーツ選手などにとってはとても有効です。

ただし、白米は血糖値が急激にあがりやすいので、食べる量や食べ方、そしてタイミングを意識しましょう！

白米に含まれているビタミンB1は、糖質の代謝を促してくれます。

これらの効果よりも玄米よりも白米を選ぶ理由は味ですよね。
白米のが甘みが強く、柔らかく食べやすいといったところでしょうか。

玄米について

みなさんは、そもそも玄米って何のことなのかきちんと理解していますでしょうか？

稲からもみ殻を取り除いたものが玄米になります。
そこからさらに、ぬかや胚芽を取り除いたものが白米になります。


玄米の成分(茶碗一杯160gあたり)

エネルギー264kcal
タンパク質4.48g
脂質1.6g
炭水化物56.96g

この成分表示だけをみると、白米よりも玄米の方のが多少カロリーは低いものの、あまり差はありません。

これだけの差ならみなさん白米を選んでしまうかと思います。

しかし、玄米にはビタミンやミネラルが白米よりも豊富に含まれているのです。
玄米と白米の栄養素は少しの差ではなく5倍6倍といったような大きな差があります。

中でも白米と比べて含有量が多いのは、ビタミンB1、B6、ナイアシン、ビオチン、ビタミンE、マグネシウム、鉄です。

ビタミンEに関しては、白米には含まれていません。

ちなみに、これらはどんな作用をするかというと…

ビタミンB1 糖質の代謝
ビタミンB6 タンパク質の代謝
ナイアシン　　糖質、脂質の代謝
ビオチン　　　糖質、タンパク、脂質の代謝
ビタミンE 抗酸化作用

マグネシウム　骨の形成、血圧の調整
鉄　　　　　　ヘモグロビンの材料

今回は短く代表的な作用を取り上げましたが、これだけでなく、まだまだいろいろな作用があります。

さらに、玄米は白米に比べてただ食物繊維が多いだけでなく、水溶性食物繊維と不溶性の食物繊維が両方とれてしまうのです。

これらのことから、玄米は栄養価が高く、血糖値の上昇もゆるやかで、ダイエットや便秘の解消などにも向いているといえます。

さらに、玄米は少し硬いため、噛む回数も増えます。すると、食事誘発性耐熱酸性がよりはたらくようになります。

(食事誘発性耐熱産生 : 食べる事によってカロリーを消費してくれる事)



ここまで、玄米を褒めちぎってきましたが、白米に比べ劣っている部分もあります。

それは、消化の悪さやフィチン酸を含んでいるところです。

消化が悪く、人によっては便秘をしてしまうこともあります。
なので、普段白米を食べていた人は7分つきや5分つきの玄米から試してみて、自分の体に合ったものを摂取するといいと思います。

また、フィチン酸は体内のミネラルを排出する作用があります。
しかし、発芽させる事によりなくなるので、水に浸して、時間を置いてから炊飯するようにしましょう！


本日のテーマはいかがでしたでしょうか？

健康を考える上では、白米より玄米の方のが圧倒的にメリットがあります。
しかし、白米にも玄米にはないメリットがあるため、目的やタイミングなどに応じて食べ分けるのも良いかと思います。


本日は最後までお付き合い頂き、ありがとうございました！

以上


豊田市パーソナルトレーニングジム
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