豊田市パーソナルトレーニングジム
ナチュラル・ラボ豊田浄水店

トレーナー勝田です。

みなさんこんにちは。
最近では、緊急事態宣言や蔓延防止措置の延長もあり、在宅時間が増加傾向にあるかと思います。

家にいる時間が増えると、体を動かす機会が減り、座りっぱなしや同じ姿勢でいる時間がついつい長くなってしまいます。

すると、姿勢はみるみる変化していってしまうのです。

姿勢不良になると、単に見た目が悪いだけでなく、身体の体調にまで影響をおよぼしてしまうのです。

しかし、正しい姿勢とはどのような姿勢のことなのでしょうか？

正しい姿勢とは？

それは、身体を横から見た時に、耳穴(耳の穴)、肩峰(肩甲骨の出っ張り部分)、大転子(腰骨の出っ張りの部分)、膝蓋骨後面(膝の裏の部分)、外果の前方(くるぶしの前部分)が一直線になっている姿勢のことです。

それでは次に悪化してしまった姿勢とその影響についてみていきましょう！

猫背、巻き肩

テレビやパソコンなどの画面をひたすら見ていると、どうしても背筋を真っ直ぐ伸ばし続けることが難しく、背中が丸まって猫背になってきてしまいます。

これは、胸まわりや肩まわりの筋肉の衰えによってら筋肉を使わないがために起こってきてしまうのです。

夏本番も近づき、厚い胸板が欲しいという男性も多いかと思いますが、猫背のままでは、しっかりと胸を張れないため、胸のトレーニングをしていても、肩の前部分に効いてしまい、効率良く鍛えることができません。

さらに、猫背になると内臓が圧迫されて臓器に負担がかかってしまい体調を崩しやすくなったり、肩や腰に負担がかかりやすくなるため肩こり、腰痛にもなりやすくなってしまいます。

胸まわりや肩まわりの筋肉が縮んでしまっているために、血液循環が悪くなり、体が冷えやすくなったりしてしまいます。

骨盤の前傾、後傾

◎ぽっこりお腹&反り腰(骨盤前傾)

ぽっこりお腹の場合は、体脂肪のつけ過ぎによるものもありますが、全体的にそれほど太っていないのに、お腹だけ出ているという場合には、反り腰と同じように骨盤が前傾してしまっているかもしれません。

骨盤が前傾してしまう原因は、お腹まわりの筋肉の衰えや高いヒール靴の常用により前のめり姿勢が続くことにあります。

こちらも腰椎に過度な負荷がかかるため、腰痛になったり、背中が反った状態になったりするので日常的に腹筋の伸び縮みが行われなくなり、脂肪がつきやすくなってきてしまいます。

前ももの筋肉や上半身と下半身をつなぐ筋肉(腸腰筋)をほぐしてあげたり、お腹まわりの筋肉を鍛えてあげると症状が回復していきます。



◎骨盤後傾

骨盤後傾とは、骨盤が後ろに傾いてしまっていることです。

骨盤が後傾している人は、猫背になりやすくなってしまいます。

さらに、骨盤が後傾するとお尻やもも裏の筋肉が硬くなってしまい、膝が伸びなくなってきてしまいます。

すると、日常生活時の歩行動作の時も前ももや膝周りの筋肉ばかり使うようになり、疲れが溜まりやすくなったり、負担が大きく筋肉や関節を怪我してしまう原因となってしまいます。

さらに、骨盤が後傾していると、骨盤の回旋動作時に回旋しづらいということが起こってきてしまいます。

こちらも腸腰筋やお尻まわり、もも裏、ふくらはぎの筋肉をほぐしてあげると症状が改善されていきます。

ストレートネック

通常、首の骨は緩やかなカーブを描くようについているのですが、ストレートネックの場合は、その名の通り首の骨が真っ直ぐに伸びてしまっている状態です。

スマートフォンの長時間の使用が原因となっていることも多いため、スマホ首とも呼ばれています。

ストレートネックになってしまうと、肩まわりの凝りや腰痛、目の疲れがひどくなってきてしまいます。

ずっと同じ姿勢でスマートフォンをいじったりすることを控え、首まわりの筋肉をほぐしたり、ストレッチしてあげると改善していきます。



本日のテーマは如何でしたでしょうか？

みなさんは本日ご紹介した姿勢不良のどれかに該当されましたか？

該当された方もそうでない方も、長時間同じ姿勢で生活するのではなく、たまには身体を動かしてみることを心がけるようにしましょう！

また、筋力トレーニングによって筋肉が強く硬くなっていくのですが、トレーニングを終えてそのままにしておいてしまうと、姿勢不良になっていってしまう可能性があります。

そのため、トレーニング前後のケアをしっかりと行いましょう！


本日は最後までお付き合い頂き、ありがとうございました！


以上


豊田市パーソナルトレーニングジム
ナチュラル・ラボ豊田浄水店

トレーナー勝田