冷え症

豊田市パーソナルトレーニングジム
ナチュラル・ラボ豊田浄水店

トレーナー勝田です。
みなさんこんにちは。
本日は身体の冷えのための栄養学的アプローチについてお話しさせて頂きたいと思います。
世の中の女性の大半が身体の冷えによる悩みを抱えていると思います。
また、最近では女性に限らず、男性でも身体の冷えに悩まされている人も多いかと思います。
何故こんなことになってしまっているのでしょうか？
みなさんは身体が冷えてしまっている原因を考えたことがありますでしょうか？
このブログが冷え改善のための一助になれたらと思います。
それでは、早速本編を見ていきましょう！

○冷え症とは？
冷え症とは、中枢温(身体の内部、中心部の温度)と末梢温(皮膚、筋肉、脂肪の温度)の温度格差がみられ、暖かい環境下でも末梢体温の回復が遅い病態であり、多くの場合は冷えの自覚をもっている状態のことです。
また、冷え症ではなく、冷え性というのは、冷えやすい体質のことです。

○冷え症の原因
冷え症の原因とは何があるのでしょうか？
それは、
・女性ホルモンの乱れ(特に月経直後、妊娠中、更年期など)
・貧血(血液の不足)
・ダイエット(代謝の低下)
・血行不良
・筋肉量の少なさ
・自律神経の乱れ

などが原因として挙げられます。
ダイエットで代謝が低下していくと、身体をどんどん冷えやすくなっていくので、ダイエットする際は冷え対策を行うことが肝心です。
また、並行して筋トレを行うことで、血液を循環させるポンプ作用などが機能しやすくなるので、冷えの改善に効果的です。
また、自律神経が乱れていると、ホルモンバランスが崩れてしまったりと良いことは何ひとつありません。
自律神経が常に交感神経優位のままになってしまうと、血管が細くなってきてしまうので注意しましょう。
自律神経を整えるためにも、腸内環境を良くしたり、規則正しい生活習慣、適度な運動、ストレスを溜めない(ストレス発散)ことを意識しましょう。

身体の冷えに効果的な栄養とは？

まずは、身体の冷えに効果的な栄養素についてです。
何が効果的なのかというと、タンパク質、鉄、亜鉛、マグネシウムになります。
タンパク質や鉄が大切なのは何となくイメージできるかと思いますが、亜鉛やマグネシウムにはホルモンバランスを整える役割があるので、とても重要になってきます。

では、これらはどのくらいの量を摂取すれば良いのかというと、1日あたり
タンパク質　体重の1.4倍程度
鉄　10.5mg程度
亜鉛　8mg程度
マグネシウム　270mg程度
となっています。
体重が50kgだとすると、1日の必要タンパク質量は70gになります。
タンパク質70gというと、例えば、鶏胸肉を310g程度食べなければいけません。
3食に分ければ1食あたり103g程度なので、食べれられない量ではないと思いますが、それでもしんどいと感じる場合はプロテインを活用すると良いと思います。
鉄10.5gというと、赤貝10個程度の量になります。
亜鉛8gは牡蠣３つ分程度です。
最後にマグネシウム270mgはアーモンド90g分程度になります。
これらの量を摂取することは、オーバーカロリーにもつながったり、量たべるのは大変だと思いますので、うまくサプリメントを活用してみても良いかもしれません。

続いて身体を温める食品と冷やす食品についてです。

身体を温める食品
生姜、りんご、さくらんぼ、ごぼう、にんじん、レンコン、にんにく、鮭、蕎麦、海藻、鰻、赤身肉、玄米、カニ、味噌、梅干し、黒豆、チーズ、紅茶、醤油などがあります。

身体を冷やす食品
バナナ、みかん、すいか、きゅうり、レタス、トマト、白菜、脂身の多い肉、白砂糖、コーヒー、牛乳、酒、バター、化学調味料などがあります。

身体を冷やす食品をとってはいけないわけではないですが、白砂糖や化学調味料などは比較的摂取しやすいものですので、摂取過多にならないように気をつけましょう。
何事もバランスが大事なので、どっちかだけにならないようにしましょう。

本日のテーマは如何でしたでしょうか？
冷え改善にはやはり、原因を知ることが大切です。
自分は何故身体が冷えるのか考えるようにしましょう！

本日は、最後までお付き合い頂き、ありがとうございました！

以上

豊田市パーソナルトレーニングジム
ナチュラル・ラボ豊田浄水店

トレーナー勝田