豊田市パーソナルトレーニングジム
ナチュラル・ラボ豊田浄水店

トレーナー勝田です。

みなさんこんにちは。

みなさんは、栄養と栄養素の違いをご存知でしょうか？

栄養があるとは、食品を摂取して、消化して、吸収して、代謝するこの一連の流れが滞りなく行われていることです。

なので、栄養素が沢山詰まっていれば栄養があるわけではないのです。

なぜなら、たとえ栄養素がたくさん入っていても消化が悪くては下痢や便秘をしてしまったりするからです。


では、栄養素はというと、6大栄養素と言われていて、その内訳は糖質、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラル、水になります。

本日、生理痛に効く栄養素ということで、ご紹介させて頂くのは、栄養素のビタミン、ミネラルになります。

これらを意識的に摂取する事で、生理痛を緩和する事ができるかもしれません。

まずは、生理痛が起こる原因から見ていきましょう！

生理痛の原因

生理痛の主な原因としては、プロスタグランジンという生理活性物質の過剰分泌、病気や精神的、肉体的ストレスによるものです。

このプロスタグランジンが過剰分泌されると、子宮の筋肉を過収縮を起こすような形になるため痛みが出てきてしまいます。

プロスタグランジンはアラキドン酸によって生成されるのですが、アラキドン酸はリノール酸によって生成されるため、大元のリノール酸を減らしてあげると、プロスタグランジンの過剰分泌も改善されていきます。

では、このリノール酸は何かというと、オメガ6系の油でサラダ油なんかがそうです。

また、アラキドン酸は肉にも多く含まれているため、肉の食べ過ぎにも注意が必要です。

次に栄養素のご紹介です。

ビタミンD

摂取目安量は100μg/日です。

ビタミンDはカルシウムとリンの吸収を促進して、カルシウム濃度を保ち骨が丈夫になったり、筋肉が正常にはたらきます。
それだけでなく、ビタミンDもプロスタグランジンの生成を抑制してくれる効果があります。

ビタミンDを多く含む食品は、あん肝、きくらげ、すじこ、しらす、紅シャケ、干し椎茸、卵などがあります。

ビタミンDは脂溶性ビタミンのため、油と一緒に摂取するのがおすすめです。

ビタミンE

摂取目安量は70〜270mg/日です。

ビタミンEはシミや老化を防ぐ抗酸化作用、血管を拡張させて血行不良を改善したり、過酸化脂質の増加を防いだり、ホルモンバランスを整えてくれたり、そしてプロスタグランジンの生成を抑えてくれる効果があります。

では、ビタミンEを多く含む食品はというと、アーモンド、ひまわり油、あん肝、すじこ、モロヘイヤ、かぼちゃなどになります。

また、ビタミンEも脂溶性のビタミンのため油と一緒に摂取するのがおすすめです。

ビタミンEは酸化防止剤として加工食品に添加されている事がありますが、こちらは人工的につくられているビタミンEのため、積極的な摂取はあまり体によくありません。

亜鉛

摂取目安量は15〜30mg/日です。

亜鉛は、細胞分裂が正常に行われるように働いたり、新陳代謝の活性化、皮膚や毛髪の健康維持、味覚を正常化、免疫力の向上、そして性機能の改善をしてプロスタグランジンの生成を抑えてくれます。

亜鉛を多く含む食品は、牡蠣、煮干し、豚レバー、牛もも肉、高野豆腐、などになります。

亜鉛もあまり吸収がよくないため、クエン酸、ビタミンC、アミノ酸などと一緒に摂取すると吸収が促進されるため、おすすめです。



本日のテーマは如何でしたでしょうか？

本日は生理痛に効果的なビタミン2種類、ミネラル1種類をご紹介させて頂きましたが、生理中や生理前後にかかわらず、バランスの良い食事をする事が一番大切です。

脂溶性のビタミンは体内に溜め込みやすいため、生理痛が酷いからといって過剰摂取してしまうと、腎機能障害、食欲不振、嘔吐などといった症状に陥ってしまうかもしれません。

過剰摂取には注意しましょう！


本日は、最後までお付き合い頂き、ありがとうございました！

以上


豊田市パーソナルトレーニングジム
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トレーナー勝田