豊田市パーソナルトレーニングジム
ナチュラル・ラボ豊田浄水店

トレーナー勝田です。

みなさんこんにちは。
本日はとろろについてお話しさせていただきたいと思います。

とろろというと、ねっとりしていてご飯や蕎麦にかけると美味しいですよね。

みなさんはとろろにどんなイメージをもたれているでしょうか？

因みにとろろとは、生の長芋や山芋をすりおろしたものになります。

長芋と山芋では栄養成分はあまり変わりませんが、カロリーは長芋がおよそ65kcalに対し、山芋はおよそ120kcalと倍近く違っているのです。

なので、ダイエットしている人は長芋のほうがいいかもしれませんね。
しかし、山芋のほうのが食感がよりねっとりしているように感じます。ねっとり感がお好きな方は山芋がいいかもしれません。

それでは、とろろにどんな栄養や効果があるのか見ていきましょう！

消化酵素

とろろには消化酵素が豊富に含まれています。
消化酵素とは、食べ物が消化される際に必要なものです。
この消化酵素がないと、食べ物をうまく消化出来ず、小腸で栄養を吸収する事ができなくなってしまいます。
ちなみ、とろろに含まれている消化酵素はアミラーゼと呼ばれるものになります。
アミラーゼは糖質を消化する際に使われます。
一般的に日本人はごはんやパンなどの糖質を食べることが多いと思うので、この消化酵素は重要です。
また、暴飲暴食をしていると消化酵素は激しく減少してしまいます。
一生のうちにつくられる酵素の量は上限が決まっているため酵素を無駄遣いしない事がとても大切になってきます。
また、体内にある酵素には消化酵素と代謝酵素があります。
この２つはとても密接な関係をしていて、例えば暴飲暴食をして消化酵素をたくさん使うと、代謝酵素にまわる分が減るという事です。
ちなみに代謝酵素が不足すると、新陳代謝の低下や免疫力の低下などにつながります。

また、とろろに含まれるアミラーゼという消化酵素は、熱に弱いため火を通さずに食べるのがおすすめです！
とろろ以外で言うとアミラーゼは大根にも豊富に含まれています。

水溶性食物繊維

とろろは水溶性食物繊維が豊富に含まれています。
水溶性食物繊維は、食べ物の栄養の吸収を緩やかにし、血糖値の急上昇を抑制してくれます。
また、コレステロールや血圧も低下させる作用があります。
さらに、水溶性食物繊維は便の容積を増やして、大腸を刺激し排便を促す作用もあります。
便秘解消に良いということで、ごぼうなどの不溶性食物繊維を沢山摂取している方が見えますが、不溶性食物繊維は摂取しすぎると体内に溜まり、便秘の原因になってしまうこともあるので、不溶性食物繊維を摂取して便秘が解消されない場合は水溶性食物繊維を摂取して頂くといいかもしれません。

カリウム

とろろには、カリウムも豊富に含まれています。
カリウムは体内の浸透圧を調整して一定に保ったり、塩分を排出してくれる役割があります。
塩分をとりすぎて浮腫んでしまっている人は、カリウムを摂取するのがおすすめです。
カリウムといえばバナナをイメージする人も多いかもしれませんが、海藻類、芋類、豆類、肉類などを様々な食材に含まれています。
また、カリウムを摂取し過ぎると、不静脈になり、心停止が起こる可能性があるため、とりすぎないように気をつけましょう。

ビタミンB1

とろろに含まれているビタミンB1は、糖質の代謝のために必要な栄養素です。
ビタミンB1が不足してしまうと、糖質がエネルギーに変換できず、太りやすくなったり、疲れやすくなったりしてしまいます。
ビタミンB1はとろろだけでなく、肉や魚に多く含まれているため、あわせて摂取していけるといいと思います。
ビタミンB1を摂りすぎてしまっても排出されるため基本的には悪影響はありませんが、サプリメントなどから過剰摂取するのはやめておきましょう。


本日のテーマは如何でしたでしょうか？
とろろはつるっとしていて喉越しが良く、暑くて中々食欲が湧かない夏にぴったりな食材ともいえます。
また、とろろに使用される山芋や長芋はすりおろすだけでなく、短冊のように切るのもとても美味しく食べられます。
暑い夏もとろろの力をかりてしっかりと栄養補給できるようにしましょう！


本日は最後までお付き合い頂き、ありがとうございました！

以上

豊田市パーソナルトレーニングジム
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