豊田市パーソナルトレーニングジム
ナチュラル・ラボ豊田浄水店

トレーナー勝田です。
みなさんこんにちは。
ダイエットをする中で体重が中々落ちなかったり、体重が落ちているのに、見た目がスッキリしないという方もいるのではないでしょうか？
その原因、もしかしたら浮腫んでしまっているからかもしれません。
また、浮腫んでいるのは自分でわかっていてもどう対処すれば良いのか分からないという方もいらっしゃると思います。
そこで、本日はむくみの解消方法についてお話しさせていただきたいと思います。
そもそも、何故浮腫んでしまっているのでしょうか？
まずは、浮腫みの原因を突き止めましょう！

浮腫みの原因

浮腫みの原因は主に２つあって、１つは血液の流れが悪くなることによっておこるもので、もう1つは塩分の過剰摂取によるものです。
なので、座りっぱなしや、立ちっぱなしなど同じ姿勢でいる時間が長くなると、筋肉が使われず血液循環が悪くなったり、味の濃いものばかり好んで食べていると浮腫んでしまいます。
ダイエットや筋トレをされている方で、サラダチキンを健康のためにと召し上がっている方もいると思いますが、サラダチキンは1つあたりおよそ2gほどの塩分を含んでいるため食べ過ぎには注意しましょう！
ちなみにWHO(世界保健機関 (World Health Organization)が推奨する塩分摂取量は1日5gです。
また、デスクワーク中心の方は1時間に1回くらい起き上がって体を動かすようにしましょう！

浮腫みの種類

まず、浮腫には３つの種類に分かれています。
1つ目が非圧痕性浮腫です。これは、パンパンに張っていて、張っているところを押してもへこまない状態のもので、甲状腺機能低下症の方やリンパ腫の方が起こります。
２つめが圧痕性浮腫の速いもので、これは圧痕の戻りが40秒未満のものを指します。こちらは栄養が不足している人に起こります。
３つめが圧痕性浮腫の遅いもので、これは圧痕の戻りが40秒以上のものを指します。こちらは心不全や腎不全、火傷を負っている方などに起こります。

浮腫みの解消方法

浮腫みの解消方法として、マッサージが挙げられるかと思いますが、マッサージは一時的な解決にはなりますが、根本的解決にはなりません。

なので、栄養面から浮腫みに対してアプローチしていくのですが、非圧痕性浮腫と圧痕性浮腫の遅いものに関しては、解決できませんので、今回は圧痕性浮腫の速いものに絞ってアプローチしていきます。

圧痕性浮腫の速いものの原因として先程栄養不足と記載されていたかと思うのですが、何が不足しているのでしょうか？

それは、タンパク質、マグネシウム、ビタミンB6、カリウムになります。

まず、タンパク質が不足していると、肝臓でアルブミンが生成できません。
アルブミンの役割は水分を保持する事なのですが、それができなくなるので血管で水分をキープすることができなくなってしまいます。

次にマグネシウムですが、細胞内のナトリウム量を調整し、血液循環をスムーズにする働きがあります。
女性が1日200〜250mgのマグネシウムを1週間摂取し続けたところ、浮腫みに対して効果があったというデータもでています。
マグネシウムは日本人が不足しがちな栄養素と言われているので意識して摂取するようにしましょう。
また、ミネラルは吸収効率が悪いため、皮膚から吸収するバスソルトなんかもおすすめです。

次にビタミンB6ですが、これは摂取したマグネシウムを細胞内に取り込む役割があり、ドーパミンが減少します。
そして、ドーパミンが減少するとナトリウムを排出します。
ここまでだとナトリウムを排出しているので良いように思えるかもしれないですが、過度にナトリウムを排出すると、よりナトリウムを吸収しやすくなってしまいます。
ナトリウムは人間にとって必要なものなので、減らしすぎないようにしましょう。

最後にカリウムです。カリウムは浮腫み解消で広く知られている通り、カリウムの利尿作用によりナトリウムを排出してくれます。


本日のテーマは如何でしたでしょうか？
このブログがみなさんの浮腫み解消に役立てていただければ幸いです。

本日は、最後までお付き合い頂き、ありがとうございました！

以上

豊田市パーソナルトレーニングジム
ナチュラル・ラボ豊田浄水店

トレーナー勝田