豊田市パーソナルトレーニングジム
ナチュラル・ラボ豊田浄水店
トレーナー勝田です。

みなさんはこんにちは。
本日は「それ、本当にダイエットに向いてる？」というテーマでお話しさせて頂きたいと思います。
本日取り上げさせて頂くのは、
“高カカオチョコレート”です。
近年では、高カカオチョコレートがダイエットに良いとメディアで取り上げられ、今もなお高カカオチョコレートブームが続いています。
何故、これがブームになったかというと、単純にチョコレートが好きな方が多いためだと思います。

チョコレートを食べて痩せられるなら！
チョコレートを食べて健康になれるなら！

と、すぐさま手を伸ばしてしまいます。
しかし、高カカオチョコレートが何故健康的でダイエットに向いていると言われるのか詳細に知っている方は少ないと思います。
本日は、高カカオチョコレートはどのような成分や効果があるのか、そしてダイエットに向いているのかお話しさせて頂きたいと思います。

それでは見ていきましょう！

【ブログの最後に重大発表があります！！】

チョコレートの成分比較

普通のチョコレート100gあたり
エネルギー562kcal
脂質34.2g

高カカオチョコレート(カカオ86%)100gあたり
エネルギー602kcal
脂質44.0g

２つの商品を比較頂けたでしょうか？
実は高カカオチョコレートのほうのが脂質や炭水化物が多く、カロリーも高くなっているのです。
知らなかった人は、ビックリされたかもしれないですが、これを知っている人はこう思うかもしれません。
高カカオチョコレートの良いところはポリフェノールが豊富なところだよ！と。
そうです。実際チョコレートに含まれるポリフェノールはワインに含まれるポリフェノールよりも多いとも言われています。
では、そのポリフェノールについて見ていきましょう。

ポリフェノール

高カカオチョコレートに含まれているポリフェノールはカカオポリフェノールと呼ばれているものになります。
このカカオポリフェノールは悪玉コレステロールを低下し、善玉コレステロールを増加させます。
また、血管の炎症も抑制する働きがあります。
なので、高血圧や血圧が高めの方にはカカオポリフェノールが効果的に作用してくれます。
このことから、ダイエットにも向いていると言われるようになったのですが、実際はカカオポリフェノールを摂取することでダイエット効果的だったという研究結果は出ていません。
つまり、高カカオチョコレートを食べても痩せません。

BDNF

BDNFとは、脳由来神経栄養因子の事です。
これは、神経細胞の生存や成長に必要な物質のことで、高カカオチョコレートに含まれるカカオポリフェノールがBDNFを増加させると言われています。

テオブロミン、カフェイン

高カカオチョコレートは通常のチョコレートに比べてテオブロミンとカフェインが4倍程度含まれています。
テオブロミンは気管支を拡張したり、利尿作用があったり、交感神経、副交感神経を安定させ、リラックスさせる効果があります。
カフェインは覚醒作用があるのはもちろんですが、集中力を高めたり、血糖値を上昇する効果などももちます。また、疲労回復に効果があるとも言われていますが、これは疲れを感じにくくさせているだけで、疲れを先送りしているに過ぎません。

また、普段からコーヒーやエナジードリンクを飲み、カフェインを多量摂取している方は、急に摂取を0にすると頭痛などが起こる可能性があるので注意が必要です。
カフェインを摂取するのは寝る5時間前くらいまでにして、睡眠の質の低下を防ぎましょう。


本日のテーマは如何でしたでしょうか？

高カカオチョコレートは、高血圧や思考力を維持したい方にとっては向いているかもしれませんが、ダイエットにはあまり適していないかもしれません。
ただし、どうしてもチョコレートが食べたい場合は、砂糖たっぷりのチョコレートを選択するより、意外にも食物繊維も豊富な高カカオチョコレートを選択するほうのが血糖値の急上昇を抑えることができるため、どちらかと言えばいいかもしれません。

このように、目的に応じて、うまく摂取していけるようにすると良いですね！

本日は、最後までお付き合い頂き、ありがとうございました！

以上

豊田市パーソナルトレーニングジム
ナチュラル・ラボ豊田浄水店

トレーナー勝田

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